温泉ついでに栃木県(男鹿川)で川治温泉キャッチ&リリース区間で遊ぶ1日目
本記事では、今回も下記のようなフライフィッシングに興味あるの方の参考になればと思うので、よかったら気軽に目を通してくださいね!
- フライフィッシングを趣味としている方
- フライフィッシングに興味を持っている方
- 初めて行くエリアの状況を事前に知りたい方
- 釣りに興味がある方など
各渓流が禁漁となる中、10月の末までフライフィッシングが楽しめる川もある。今回はそんな川の中でも温泉と紅葉を同時に楽しめる栃木県の川治温泉にあるキャッチ&リリース区間を訪れてみた。日々の仕事からの体と頭を休めるという意味でも川治温泉という温泉街を流れる川は楽しみであった。
出発は日曜の昼前。おそらく現地の到着は14時、15時といったところだろう。久しぶりの東北道を走り、観光も少ししたいという想いもあったので、川治温泉手前の龍王峡でお昼も兼ねて一旦休憩。龍がのたうつ姿を思わせるという通り凄い景色であった。ここも解禁中は釣りが可能なのだろうか。
少しの休憩を挟みつつ宿にはお昼過ぎに到着。宿の近くを流れる男鹿川。宿の途中、橋の上から川を除くとすでに10名近い釣り人が10m間隔で並んでいた。さすが、温泉街でもあり川治ふれあい公園下という入渓がしやすいポイントである。
宿に荷物を預け、さっそく川に向かう。10月末というもこともあり紅葉も見頃迎えた季節ということもあり、太陽も雲に遮られるとさすがに肌寒い。しかし、紅葉の木々に挟まれた川に入るのは気持ちいものである。
栃木県男鹿川 川治温泉C&R区間
日時:2022年10月26日 15:00-17:00
天候:曇り
気温:13℃
水温:不明
ひとまず初めての渓ということもあったので、1日目は一番入渓しやすそうな川治ふれあい公園下付近から入渓し、男鹿橋までの間を釣ることにした。人が多いこともあって、攻めれるポイントからフライを流してみる。まずは様子を見るために、エルクヘアカディス(#16)を落ち込み横の巻き返しに落としてみる。全く魚影は見えなかったのだが、巻き返し横の流芯を流れたところで、追いかけてきた影が見えた。大きさは尺まではいかないものの手応えのありそうな姿がった。
その後も同じようにエルクヘアカディス(#16)を流芯や巻き返しに落としてみるものの少し魚影が見えるものの追ってはこない。その後、ライズも少しずつ始まり、間違いなくこの場所に魚がいることは確認できたのだが反応はいまいち。そこで、攻める位置を変えてみた。大きな岩が目の前にあったので、それに姿を隠してフライを上流から流してみると下から魚が上がってきた。出たっ!と思ったのだが、おそらくちょっかいを出しに来ただけなのだろうか。合わせたと同時にフライはふっと中を舞った。
その後は、エルクヘアカディス(#16)を見切られてしまったのだろうか。全く追いかけてこなくなったため、エルクヘアカディス(#16)からソラックスダン(#19)とサイズダウンしてみた。やはり先ほどの対応で見切られたのか、はたまたフライが合っていないのだろうか。魚の反応はなくなったため、こちらのポイントを後にした。
その後、日曜とあって周りの先行者たちは早い段階で切り上げ始めたので、人が多かった川治ふれあい公園下に移動して、男鹿橋までの釣り上がることにしてみた。ふと上を見上げると紅葉が非常に綺麗で、これも釣りの醍醐味なのだろう。
しかし、魚影の方はというと川治ふれあい公園付近ではほとんど魚の姿を確認することはできない。あれだけ人がいたのだが、他の方はどの魚を狙っていたのだろうか。浅めの瀬には全くといっていいほど、魚の姿がない。また、天候のせいなのだろうかライズもほとんど起こることがない。少し釣り上がったところで、ようやく深めの瀬にニジマスを確認できたのだが、もう少し魚影が濃いものだと思っていた。
少しずつ日が暮れ始めたところで、虫も次々とハッチし始めた。気温はそれほど高いわけでもないのだが、男鹿川の凄いところは大きな虫がかなりの量でハッチしていた。これだけハッチしているにも関わらず、ライズがほとんど起こることがないのが不思議であった。ふれあい公園付近から男鹿橋まで来たところで、橋下の深い淵付近で水面を泳ぐ姿を数匹確認できたのだが、フライに反応を示すことはなかった。そして、日曜日ということもあり、先行者の人々は川を後にし始めた。気づくと街灯が灯り始めて、温泉街の雰囲気がぐっと出てきた。
この日は日が暮れ始め、フライも見づらくなってきてしまったので、翌日逃した魚に出会えることを信じて宿に戻った。そして、2日目は男鹿川橋の上流の方も様子を探ってみた。
2日目に続く…
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